2003.7.28
先週の土曜日に、東海地方は梅雨が明けました。土曜日、日曜日はすばらしい天気でした。(僕は、海にいけなかったので、ちょっぴりブルーな週末でした。まぁ、この時期の海は、ダイバーも増え、海水浴のお客さんもいて、大変混むので、渋滞がこわいですけどね。)でも、今日の月曜日は梅雨に逆戻りしたかのような曇り空です「日照不足による農作物の発育不良や、冷夏による夏物の消費不振が心配される」と朝のニュースでいっていました。6月にあれだけきた台風も7月は、1つもやって来ませんでしたしが、中国へ行った台風はすごく強力だったらしいです。
写真は、安良里の黄金崎ビーチにいたコダマウサギガイだと思います。(あまり自信がありませんが・・・。)
103のトラフケボリガイ同様にヤギやウミトサカに着生する貝です。ヤギやウミトサカにしみれば、肉を食われるので迷惑なヤツには違いないのですが、これらの貝がびっしりついて宿主を殺してしまうことはないらしいです。ある図鑑には、人間もちょっと前まではギョウ虫や回虫に寄生されていたのが、彼らを絶滅させてしまったので、体内の免疫回路、自己暴走をはじめ、アトピーなどのアレルギーがひどくなった云々と書いてありました。
人間の側から見れば体内に寄生する寄生虫は、とんでもない奴らですが、ある意味、その寄生虫と折り合いをつけて生きてきた人間の何万年もの歴史をこの50年あまりの間に変えてしまうことが、どんな意味を持っているのか、本当のところは誰もわかりません。が、全てを益と害、善と悪。勝ち組と負け組。その2つの中でしか物を考ることをしない、今の有り様は、危ういものなのかも知れないなぁ・・・などと段々と世の中から取り残されつつあるオジサンは思っています。

90ミリに200ミリのクローズアップレンズで撮りました。このところピントの歩留まりが悪かったのでマスクとカメラの視度をチェックしてみたらちょっと狂っていました。やっぱ機材のメンテナンスは大切なことなんだなぁと改めて思う今日この頃です。