2003.7.4
古座のゲンゴロー根にいた、アナハゼです。100回をかざるサカナとしては、ちょっと地味かな・・・?伊豆ではよく見るのですが、串本では見たことがありません。でも、古座にはいるんですね。この個体はお腹が大きくなっていますが、産卵期は冬らしいので、うまくお食事を済ませたばっかりのようです。彼らは、こうやって枝状のコーラルや水草に隠れて近づくサカナをねらっていることが多いような気がします。ところで、アナハゼのオスは、大きな生殖突起、いわゆるペニスがあるサカナとして有名で、立派に交尾するらしいです。古座の地元では「チンコハゼ」というらしいです。んー、どうも直接的ですが覚えやすいかな・・・・?図鑑によるとアナハゼの仲間は全部そうらしいです。
「何見てんだよっ!今はでとらへんて、人を露出狂みたいにいいやがって、アホンダラ。」と彼は、ふてくされているみたいな気がします。
90ミリに250ミリのクローズアップレンズで、撮りました。シフトを使って頭あたりだけにピントがくるように撮りましたが、どないでっしゃろ?