2002.10
7月の中頃にジリオンさんのホームページを見ていたらD60用のハウジングが出ていました。その写真のあまりの完成度に気がついたら注文してしまっていました。次の日にD-60を注文してハウジングはすぐに来たのだけれど、中身が品薄のD-60やっと9月16日に入荷。待つこと約2ヶ月。とりあえず串本へ100ミリのUSMをつけて、進水式となりました。
タイムラグはEOS-KISSと大差なくやや小ぶりのファインダーでピントはバッチリわかるので、サクサク撮れる、露出も水中でヒストグラムがわかるので、安心。おまけのRAWデータで保存すれば、かなりの高画質、フィルムをせっせとスキャナーで読み込む事もない。20万円台後半という価格も月に20本程カラーフィルムを使えば10ヶ月でフィルム代と現像代でお釣りがきてしまう。それに、36枚というしばりがなくなって撮りたい放題。今まで、撮らなかったものも撮れる、いいことずくめな気がしてきました。
しかし、180ミリを使ってみて、ちょっと考え込んでしまった。APSサイズのC−MOSは、レンズの画角が35ミリの約1.6倍。確かにハゼや、近づきにくいエビや、ハナダイとかを撮るのには、すごくいいのだけれど、最短距離で写る範囲がすごく狭いのでかなり撮りにくいそれと、これは、カメラの問題ではなくジリオン製のハウジングの問題なのですが、内蔵ストロボの光で外部ストロボを同調させているので、内蔵ストロボの充電する間はシャッターが下りない!これは、ちょっと問題!それと、内蔵ストロボが、プレフラッシュ式なんで、使えるストロボはZ220かD-180しかない。Z22が使えないのは悲しいので、シンクロコネクターをつけてもらうようにジリオンさんお願いしました。それに、毎回内蔵フラッシュを炊くのは、電池の保ちも気になるしね。
このクマノミは、約1cmほどの小さなかわいい奴、撮って撮ってとしっぽを振るので思わず撮ってしまいました。(串本 島廻り USM100ミリ)