台風6号は、刻々と近づいてきますが、いやーな台風も悪いことばかりではありません。時には、思わぬ南の珍客を連れてきてくれたり、海の中をかき混ぜてくれるので、適度な水温を保つこともできます。これも、自然の摂理なので、週末は台風の後の海をじっくりと見たいと思っています。
この写真は、安良里の沖の根のアンカーのそばにあるアジ根にいた、イソコンペイトウガニです。ウミトサカのポリプの模様そっくりで「いったい何処にいるんや!!」と叫びたくなるほど擬態上手です。時には、教えてもらってもわからいこともあるくらいです。このカニを初めて見せてもらった時は、エアーが無くなるまで15分ほど夢中で撮り続けました。それにしてもイソコンペイトウガニとは、言い得て妙なネーミングですよね。この時は「食べても甘ないでぇ、早よどっか行きやぁ」とガンをつけられてしまいました。(何故、関西弁?伊豆なのに)ところで、あくまでも個人的な感想なんですがイソコンペイトウガニは、伊豆の方が串本の個体より小さくて赤いので好きです。
100ミリで撮りました。イソコンペイトウガニの擬態がうまく撮れたような気がします。(どれがカニかわかります?・・・えっ!?、あたりまえやって、・・・こりゃまた失礼いたしました。)
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