2003.5.27
安良里も先々週からナイトが解禁になりました。砂地には、ミミイカがかなりたくさんいて、砂に潜っていました。これは、ロウソクエビ、ライトを当てると「うへ、見つかちゃった!早く砂に潜らなくては・・・」と頭から砂に潜ろうとします。ロウソクエビは、ミミイカなどのエサになるので、夜とはいえ、彼らにとって危険がいっぱいなんでしょうね。肉眼では目が青く光っているので、わりかしよくわかります。それにしても、夜の砂地はよくわからない貝や小さなヤドカリなどがたくさん居て、昼間とは違うにぎわいがあります。
これは、中層を泳いでいたヒメセミエビの幼生だと思います。だいたい1センチぐらいでした。まだ、色もあまりついていない小さなヤツでしたが、僕は初めてみました。ライトに浮かぶこのエビの中層を泳ぐ姿は、なかなかきれいでちょっとウットリしてしまいました。でも、こんな何もない砂地に降りては、彼は大丈夫なのだろうか?と、ちょっと心配になってしまいました。

両方とも100ミリで撮りました。夜の撮影は昼間と違ってライトの光でピントを合わせるのですが、ライトの光はが被写体の陰影をくっきり表すので、ピントがきてると勘違いしやすいのです。特に小さな被写体はマエピン、アトピンになりやすいので、気をつけないといけませんね。