2003.5.27
先週末は、安良里へ行って来ました。トビエイのシーズンということでボートのポイントはかなりの人でにぎわっていました。トビエイもいることはいるのですが、深いところにいるので、写真を撮るのはかなり苦労します。そんな中、沖の根にビシャモンエビのペアーがムチカラマツについていました。ムチカラマツとほとんど同じ色なんでなかなか見つけにくいのですが、エビが動くので見つけることができます。大きい方が雌、小さい方が雄です。甲殻類はわりかし雌の方が大きいものですが、このサイズの違いは大人と子供ぐらい違うのでちょっとビックリです。「おっかぁ、何食べたらそんなにでかくなるんだ?」と雄の独り言が聞こえてくるようです。
卵を沢山産む、雌を大きくするのは、水中の生き物にとって何となく理にかなっているようで、神様もうまいもんだなぁと思います。でも、雌が「何いってるのよ、そんなこといってないで、ちゃんと働きや!」と雄の尻をたたいているようで、人間の世界にもこんな組み合わせもあると思うとちょっと可笑しくなってしまいます。
50ミリで撮りました。生息環境と2匹にピントを合わせて撮るにはちょうどいい画角のようです。