先週の週末は、ダイビングはお休みにしました。最近たくさん潜ったんでちょっとお疲れ??・・・てなわけで、今日はこの間の串本の写真です、オニカサゴのあくびを見ました。かなり大きめの個体だったので、D60と100ミリでは。70センチ近く離れないとうまくフレーミングできなくて、ファインダーを覗いてはちょっと下がって、また、ファインダーを覗いてはちょっと下がってともたもたとしていたら急に、彼はあくびをし出しました。普通カサゴのたぐいはあくびをするとき、2回するのであわてなくても充分捕れるのですが、予期せぬ魚の行動には、やっぱりちょっと焦ってしまいます。でも、なぜこのカサゴは、あくびをしたんでしょうか?多分アワをブクブクとはく大きな人間がちょっとの間自分の前で前に出たり後ろに下がったりとするのがちょっと気に障ったんでしょう。「もう、ちょっとそんなとこにいたら、エモノがこないでしょ。早くどっか行ってよ!ホントにもう邪魔なんだから。」と怒っていたような気がします。オニカサゴのようなちょっと大きめの肉食のカサゴは根に群れているキンギョハナダイなどの小魚を狙っているんですが、ちょっとでも動くとモビングといってその小魚の集団に攻撃をうけてしまう(かなり痛いらしくほうほうの体で逃げるカサゴを何度も見たことがあります)ので、よほど危険じゃない限り本当に岩のように動きませんが、この日は透明度が悪く気がたっていたのかもしれません。
この日は透明度が悪かったのと、100ミリにリングライトの組み合わせで、50センチ離れれば、シャープに撮るのは難しい条件だったんで、さえない写真なってしまいました。
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