この、クロスズメダイのお子様も、今回の奄美で初めて見ました。このお子様は、アクアリストの間でも人気が高いらしいですが、親の、青黒い一色のボディからは想像もできない鮮やかさです。ヒレナガスズメダイもすごい変わりようですが、ほんまこの子も、すごい変わりようですが、お子様のこの時期、ほんまにキレイですね。この子に会う少し前に、砂地にいたなまこさんと遊んでいたので、ちょっと砂が舞って、残念でしたが、あんまり、ダイバーを怖がらないよい子でした。でも、こんだけ親と子供の模様が違うというのは、このススメダイの気性の激しさをものがたっているような気がします。同じ模様イコール同じエサを食べる敵ということなんでしょうね。サイズが同じ大きさだと、死ぬまでは攻撃しないと思うのですが、幼魚の場合は、大人に攻撃されれば、致命傷になりかねないので、ちっさなうちは、「違うサカナでっせ」とアピールする必要があるのでしょうねぇ。他のスズメダイも大なり小なり、お子様から大人になると別のサカナ?ぐらい変わりますが上手くできているというか、ほんまに自然のすごさを感じてしまいます。
Nコンタックス、ゾナー100ミリF2.8+MK3で撮りました。今回の奄美では、マクロはこの組合せのみで撮りましたが、Nコンタックス、ゾナー100ミリF2.8のEOS改、全く電気的にも完全にEFレンズになっています。なんの違和感もなく不具合もなく、EOSで使えました。改めてこの改造をしてくれたカナダのconurusという会社の技術力の確かさを確認できました。これで、ディスタゴンのフィッシュアイがあったら、絶対改造をしてもらうのですが、Nコンタックスにフィッシュアイがないのが残念です。でも、こんなことができるのなら、フランジバックさえ、何とかなれば、どんな組合わせでも実現できそうですね。(現実的にそれをする必要があるかどうかは別なんですけど)でも、こういう改造しちゃう、変質的なマニアが北米にはいるということなんですね。