まずは、このカサイダルマハゼ。ヘラジカハナヤサイサンゴの中にいたんですが、このヘラジカハナヤサイサンゴ。ハナヤサイサンゴの突起を更に大きくしたサンゴの奥にひっそりと隠れているんで、ほんま撮りにくかったです。ストロボはうまいこと当たらんし、出来るだけサンゴは傷つけたくないんで、さわらないように気を遣い(しかし、ちょっとさわってしまった)なんとか撮ることが出来た一枚です。水深は4メートルぐらいだったので、だいたい25〜30分ほど2回に分け粘ってしまいました。このカサイダルマハゼというのは、その昔、西表のサカナさんこと笠井さんが、ある日、このハゼの写真をよ〜く見て、パンダダルマハゼと胸びれの色が違うことを発見し、それがきっかけで新種と認定されたハゼさんなんです。ある意味、ダイバーのあこがれのような子なんですね。でも、この子、なかなかラブリーです。
Nコンタックス、ゾナー100ミリF2.8+MK3で撮りました。この時は、リングライトを持っていなかったので、えらい苦労しましたが、そのおかげで、ちょっと陰影のついたいい感じかも。