三宅島の雄岳が噴火したのはもう8年ほど前のことなんですね。そして、全島避難。噴火活動収束後も、未だに火山性の硫化水素を吹き出し、人が住めない、地域もあります。風向きによっては、ガスが流れてきて、のどや目が痛くなることもありました。そんな、三宅の海は、火山特有の黒っぽい岩に、黒潮の影響で立派なサンゴが群生し、根魚の数も半端ではありません。回遊魚もかなりの確率で見ることができます、今回は、初めてということもあり、マクロは封印し、改造が済んだばかりの、ハウジングでワイド一本で行ってきましたが、おり悪く、黒潮の蛇行で、透明度が悪く、本来の三宅の海ではありませんでしたが、磯焼けもほとんど無く、なかなかおもしろそうな海でした。写真は、根いっぱいに群れるキンギョハナダイのコロニー。中では、立派な雄がU字スイミングを繰り返していました。それにしても、半端な数ではなかったです。水温のせいか、イトヒキベラも、婚姻色をまだまだギラギラさせていました。
10-17ミリ、1Dmk3で撮りました。それにしても、黒い岩にキンギョのオレンジが映え、なかなかええ感じですが、もう少し、透明度が良いともっと綺麗なのに・・・!