柏島といえば、やっぱり、イナズマヒカリイシモチです。で。この時期は幼魚です。25メートルあたりのオドリカラマツの中にひっそりといます。オドリカラマツの中には、他にもキンセンイシモチやイシモチの幼魚もいますし、ガラスハゼさんがいたり、時にはクダゴンベさんもいます。このグダゴンベさんは、イナズマちゃんの幼魚にとっては恐ろしい天敵で、すぐに食べられちゃうらしいです。この子は、後浜の1.5番のハゼ畑の上のオドリカラマツにアオリの卵と一緒にいました。イナズマちゃんの幼魚は、基本的に大人をそのまま小さくした感じなので、どのくらい小さいのかわかりにくいのですが、この子は、かなり小さい子で、デフォルメされた感じが幼魚ぽいですね。(後のイカの卵と比べて見るとその大きさの感じがわかると思います。)しかし、やっぱり、いつ見てもはかなげで、ここにいますよと主張しない雰囲気は、ついつい、頑張れ!と応援したくなってしまいます。
K10D+M.プラナー100ミリで撮りました。この時は、他に2匹のもう少し大きめの子がいましたが、4日後に探したときは、1匹しかわかりませんでした。まま、この子たちうまく気配を消すので、探しにくいのは探しにくいのですが・・・?