川シリーズ第3段はアマゴです。アマゴは、海に降りなくなった、マス仲間で、海に下って川で産卵するのがサツキマスだということです。(サツキマスは、生息する川が木曽三川(長良川・木曽川・揖斐川)だけで、その数も近年とみに少なくなっているようです)アマゴとよく似た模様のヤマメは、サクラマスが陸封されたものだということです。アマゴもヤマメも本来は陸封されたサカナなので、河川ごとにそれぞれの特徴があるらしいのですが、近年の放流によって本来はヤマメしかいない川にアマゴが放流されたり、その逆が行われたりと、その川ごとの固有種ではない雑種が増えることになって問題になっているようです。(基本的に、閉水域にバスを放流するの同じことですもんね)アマゴやヤマメはものすごく警戒心が強く、晴れた日はなかなか釣れないらしいです。この子は、たぶん放流された子なんでしょうか、結構流れの強いところで、ホバリングのように同じ場所にいて、時折、水面近くまであがり何かを食べていました。
K10D+M.プラナー100ミリで撮りました。この場所、流れがあるので普通自力では流れてしまって撮ることができません。バディに足をもってもらって流れないようにがんばって撮りましたが、なかなか体のバランスが撮りにくくて難しかったです。