2003.5.1
ゴールデンウィークの前半は、串本へ行って来ました。天気は抜群に良かったのですが、春濁りのため、日に日に透明度は落ちていきました。でも、この濁りが、海の生き物にとってはなくてはならないものなので、それもまた良しと思っています。今回は、串本で初のナイトに挑戦してみました。夜の海は、ダイビングを始めたばっかりの頃のように見るものがとても新鮮でした。ライトを消して手を振ると夜光虫がきらきらと輝いて、妖精のようで、年甲斐もなくおじさんもしばしうっとりとしてしまいました。そんな夜の海でミミイカを見ることができました。(夜行性のイカなので、いままで一回しか見たことがありませんでした。)図鑑によると大きいものは4センチぐらいということなので、この個体は1センチなかったぐらいなので、まだ、お子様なのかもしれません。特徴的な耳のようなヒレは小さいですが、大きな個体のヒレは本当に耳のように大きいみたいです。それにしても、こうした小さな生き物は、何となく愛らしく見えてしまうのは、なぜでしょうか?

100ミリで撮りました。小さな生き物なんでピントは、大変です。これはガイドさんの手の中にいるところを撮ったものです。泳いでいるのは、ちょっとシビアでした。

泳いでいるところ、ちょっと甘いですね。