先週末は、串本に来て、パーク前を潜らずして、串本を潜ったとはいえないというパーク前に初めて潜りました。串本のビーチはどこも浅いですが、ここは、潮さえ引くと少々の波でリーフの岩が波消しになってくれてそれほど揺れないということらしいです。まさに、珊瑚の群生している場所はなかなか圧巻ですが、惜しむらくはサカナが少ないのが・・・。そんなパーク前のビーチのエキジット寸前にアオリイカのお子様の群れに会いました。まだ、産卵するまでには成熟していないイカサンだったので、たぶん去年の夏以降に生まれた子か、今年南で生まれ、潮に乗ってやってきた子かもしれませんが、キラキラと輝く浅場で、なかなか綺麗でした。まだ、この時期はそこに海草があるので、夏とは雰囲気の違った景色でそれもいいなぁ。
10-17の17ミリあたり+K10Dで撮りました。こうした近寄りがたい生き物の場合、17ミリはだいたいニコノスの20ミリぐらいの画角ですが、フィッシュアイの湾曲がやや残っているので、ワイド感もまぁまぁ出て、なかなかいいかもという気がします。夏の綺麗な水ではない春の水の色が、太陽の光芒を強調してくれているようで、これも、夏とはひと味違う雰囲気がでているような気がします。