須江では、カワハギさんたちがわさわさと怪しい雰囲気をかもしだしている、地蔵岩でダルマオコゼに会いました。この子たちは、砂地で岩に化け、じっと小魚をくるのを待っている肉食のサカナです。僕的にはものすごく効率は悪そうに思うのですが、動かないのでエネルギーを使わない!だから獲物も少なくて良いという。ほんまに省エネを地でいくサカナたちだと思います。普通のコは、どんなに近づいても「私は石でっせ」と全然動かないのですが、この子は、身をよじりながら逃げ出しました。ある意味こんなにヒレを広げたダルマオコゼを初めて見たかも知れません。
10-17ミリ+K10Dで撮りました。デジカメの場合、結果が見えるので、適当に撮ってその都度、適正露出を見るという安易な考えで最近撮っていましたが、やっぱ、それはあんまり良くないのですね。ちゃんとデータ通りに露出を決め、その後、アドリブでいろいろするというのがいいのです。今週はその反省にたって、銀塩の時のデータを引っ張り出してきてそこからやってみましたが。やっぱその方がうまくいくようです。特に近接の場合、ストロボを炊くので、絞りは距離との関係が決まってくるので、肝の距離を決めれば後の絞りはそんなに難しくないのです。よーは、とりあえず撮るのではなく、どう撮るか?その自分のイメージが大切と言うことです。