2007.1.08
遅くなりましたが、今年最初の更新です。年末年始と、串本で潜ってきました。初日の29日は、串本地方は風雪注意報が出るあいにくに天気で、須江に潜りました。須江では、クリスマス頃から、エントリー口のすぐそばにボロカサゴが登場。多くのダイバーが訪れていました。が、我らは、深場で、珍しいツノカサゴに出会えました。このカサゴ、深場を徘徊するカサゴなんで、今日いましたから、明日是非!という話は、いっぱい聞きましたが、会えた試しは一度も無かった、カサゴさんなのです。深場に彼とよく似た海藻に隠れ、なかなか見分けがつきません。そこらあたりには同じ海藻がいっぱいあるんで、ほんま分かり難いです。見つけた岡崎さんに拍手です。ヤマケイの日本の海水魚にも、生態写真は載っていないので、かなり稀種だと思います。こうして、実物を初めて見ると、雰囲気はボロカサゴさんとよく似ていますが、目の上のヒベンが異常に長いです。胸びれもボロカサゴさんそっくりです。しかし、この場所、泥砂の場所なので、少し動くともわーっと泥が舞い、すげー撮りにくかったですが、減圧ぎりぎりまで、粘ってしまいました。

90ミリ+1Dsmk2で撮りました。