きのうの日曜日は久しぶりに伊豆、安良里に行って来ました。いく前は、春にごりで透明度は2〜3m、水温14度と聞いていたのですが(1年に一回くらい春にごりの海に潜らないと正しい日本のダイバーではない!ナンチャッテ)週末に潮が変わり透明度10m以上で、天気も良く絶好のダイビング日和となりました。(これも日頃のおこないが良いせいかっ??)オルトマンワラエビを久しぶりに撮りました。ダイビングをはじめた頃は、まだムギワラエビといって、雑誌やコンテストなんかにもかなり登場していましたが、オルトマンワラエビと呼び名が変わる頃から最近は、あまり登場しなくなってきました。世は甲殻類ブームなのですが、なんだか落ち目の演歌歌手のようにあまり写真を見ることが少なくなってきたような気がします。ただ、ログにはオルトマンワラエビと書かれて、一応、健在ぶりはしめしています。でも、最近は、とりまきも少なくなり、ひとりさみしく酒でも呑んで「俺も昔は・・・」と隣に座った人の良さそうな若者をつかまえて昔話でもしているのでしょうか・・・???
100ミリで撮りました。ちょっと大きめの個体だったのでアップにしてみました。
ところで、今日、4月7日は「アトム生誕の日」、僕たちアトム世代のおじさんは、「あぁ、遂にアトムの生まれた日まで生きてしまった」と感慨にむせび泣くのでした。思えば、「アトムの時代」は、毎日暗くなるまで外で遊び、ものは、豊かではありませんでしたが、夢は大きく宇宙の彼方まで「バラ色の21世紀」を想像していたのです。そして、何より明日への希望に満ち活気に溢れていました。あれから、40年たった「バラ色の21世紀」を生きなくてはいけない僕らは今、どんな夢を見るのでしょうか?そして、40年後の世界に黒い黒煙が不気味な陰をおとしているような今、生まれたばかりのアトムの瞳はなにを写しているのでしょうか?
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