そんな、バッドコンディションでしたが、安良里のビーチで、ヒメハナダイに初めてのご対面できました。肉眼で見ると、やや白っぽい感じで、体側に赤っぽい太めの線が印象的なハナダイでした。日本の海水魚では、生態写真は載っていないので、あんまり知られていないハナダイのようです。この写真では、あんまりよくわかりませんが、写真で見ると、実際見たときより赤っぽい感じですが、目のまわりの色はなかなか綺麗です。この子は、まだ子供なんで、♀だと思いますが、基本的に深場の泥砂を好むので、今の安良里の低水温は意外に彼女にとって住みやすい環境なのかもしれませんね。でも、この面構えなかなか小さいながら根性ありそうなサカナなのかも？巣穴の前でカメラに向かって「なんだこのやろう」とガンをとばされてしまいました。

1Ds＋100ミリで撮りました。この子は、かなり近寄らせてくれたので海の濁りも平気でした。離れたのはちょっとぼーっとしていました。