2006.2.9
最近、須江の内浦ビーチでは、アジがなにげにゴロタと砂地の境目あたりの砂地でかたまってなんだか会議をしています。近づいてもあまりばらけず固まっています。こんな風にアジがいるのを、ここで見るのは、僕は初めてのような気がします。普通は、表層や中層をガシガシと泳いでいるのに不思議やなぁ〜と思っていました。で、ゴロタと砂地の境目あたりをよ〜く見ると今年は、アミが、雲のように湧いて、いっぱいいるのです。どうやら、彼らは、ず〜っと一日中、ムシャムシャとそれを食べているような感じなのです。時折、マトウダイが近づくとさっと群れは分かれますが、離れるとまた固まって会議をしています。
毎年同じようにここで群れるアジですが、その年によって、中層にプランクトンが多い年や水底近くに食べ物の多い年などがあるようなんですね。だから、今年は水底近くに群れていることが多いんやと思います。
まぁ、ちょっと見難いかも知れませんが岩の上に生えているガヤ左手あたりのなんだか白いものがゴミではなくぜ〜んぶアミなのです。一見、毎年、同じように季節は移り変わるのですが、海の中は、考えれば当たり前ですが、その年ごとに違うんやなぁ〜と改めて思いました。(須江の水温は表層で15度ぐらい、水底は13〜12度ぐらいです。)
上は、16ミリ+contaxAX、下は24ミリ+1Dmk2で撮りました。