10番目もまたまた、イカネタになってしまいました。串本では春から初夏にかけて約1ヶ月半ほど、アオリイカの産卵大フィーバーが続きました。今年は住崎エリアに何カ所か産卵床を入れたこともあって、とても観察しやすかったです。多い時は15〜20ペアのアオリイカが入れ替わり立ち替わり産卵していました。普段はなかなか近づきにくい彼らですが、この時だけは、タイミングさえ間違わなければ、さわれるほど、近くに寄れます。イカの産卵は何度も見たことがあるはずなんですが、毎回興奮します。イカの息づかいが聞こえそうなくらいにまで近寄って彼らを見ている時は、まさに至福の時です。いつまでも見続けていたい衝動にかられます。
1Dmk2+15ミリで撮りました。1Dmk2は、10Dや20DのAPS-CタイプのCMOSより一回り大きなAPS-HタイプのCMOSを使っています。そのため、15ミリを使うと雰囲気的には20ミリクラスの感じです。フィッシュアイの湾曲もフルサイズほどではありませんがちょっと出て、こうした生態をワイドで撮るにはなかなか撮りやすいです。ひょっとしたら、フルサイズより撮りやすいような気もします。
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