2005.8.01
台風7号は日本列島の東側をかすめて、千葉に上陸して北へ抜けました。直撃ではなかったですが、串本方面はかなりのウネリにさらされたようです。先週末も串本へ行ってきましたが、かなりのうねりだったためか紀伊大島、須江の地蔵岩では、あれほど沢山いたミズタマやコソデ達はウネリでどこかへ飛ばされていました。台風前に最高5匹まで増えていたミジン君たちもどこかへ行ってしまったようです。ですが、新たに小さなミジン君が発見されました。なんとタコと一緒に同居しているのです。タコと一緒にいるのはPAGE129でも見ましたが、やっぱりミジン君はタコの餌にはならなくて充分同居出来るみたいです。このマルの中に僅かに黄色のゴマのようなものがミジンベニハゼです。
アップにするとこの大きさです。タコの吸盤と同じくらいの大きさです。(このビンはキャベジンのびんなのでスナダコの大きさもたかがしれていますが、)多分体長1センチはないやろなぁ・・?といったかんじです。タコがビンを蓋しようとビンの中に持ち込んだ貝殻の下に隠れて、時折そとへ出たりしたいます。ほんま小さいので肉眼では見えへんといってもオーバーではありません。実際何処におるのかよくわからんかって、そばに落ちていた釘をひろってスナダコと綱引きをして遊んでいたら、なんとこのミジン君ビンのヘリに出てきていて、大急ぎでカメラを構えてとったのがこれ。
これで、テレコンかました最短なんでやっぱ1センチ無いよね・・・。それに背骨は透けて、内蔵も見えているんで。ほんま着底して、3、4日目といういったところでしょうか・・・?たいがい台風で流れてきてやっとここに定着したんやろうなぁ・・・!(感無量・・です。)しばらくおって、その成長した姿を見せて欲しいものですが、どうなるんでしょうか・・・?

1Dsmk2+100ミリ×2倍テレコンで撮りました。本当はタコと一緒のツーショットを撮りたかったんですが。ミジン君のあまりの小ささに無理でした。しかし、異文化交流ではありませんが、おかしな組み合わせですね。やっぱ、タコは甲殻類や貝類しか食べないようですね。