そんなコンディションのため、急遽、アンドの鼻に潜ることができ、久しぶりに串本で砂地を潜ることができました。そんな中、串本では、今週のエポックメイキングは、多分ここでしか見ることのできない、ケラマハナダイ君の婚姻色を見ることができました。尻尾と体を真っ赤にして、メスにディスプレイを繰り返していました。基本的にアンドの鼻は、冬季限定ポイントなんで、見ることができたにのは、とってもラッキーでした。でも、最初は見慣れない体色のため、思わず「あんた誰？」状態で、しばらく見ていましたが、背ビレの赤い斑点で「あぁ、ケラマのオスなんや」と気がつく、うかつさでした。（まぁ、串本でケラマのオスを見たのは、僕は初めてやったし、串本でケラマのオスは、ここアンドにしかいないはずなんでしかたないやんか・・・といいわけばかりで・・・。）しかし、激しく上昇、下降を繰り返し、体を振ってメスに言い寄る姿は、同じオスとして、「兄ちゃん、がんばりや」とエールのひとつも送りたくなります。
100ミリ＋１Dsmk2で撮りました。