マトウダイの大きめのお子様です。須江の地蔵岩で見つけました。大きめとはいってもマトウダイのお子様は、初めて見ました。冬場に浅場で見かけるのはやっぱり産卵行動のため、深場から上がってくるらしいです。で、その結果がこのおちびさん達ということなんだろうと思います。多分食えるだけ喰って、大きくなってやがて本来の住みかの深い海へと旅だって行くんだろうと思います。奴らは、その薄っぺらい体で、ヤギや、小枝に隠れ、そばを通るサカナをいただくんだろうと思いますが、意外にのろまなんで、よっぽど油断ぶっこいてるヤツしか食えんような気がしますが、どうなんでしょうねぇ。(内浦のアジを追いかけている姿は、もうあんた、一生食えんのとちゃうといった感じでしたが・・?)なんか、すげぇ隠し技が有るんかもしれませんね。去年も一昨年もいたとは思うのですが、見たことなかったし、見たという話もあんまり聞いたことが有りませんが、今年は、いろいろところで見たという話を良く聞きます。(マトウダイベビーブームなんやろか・・・?そののち彼らかは団塊のマトウダイと呼ばれたりして・・・(^^;)
なんや不思議ですね。多分、彼らの好きな場所が、今までぼく達の潜る場所と違っていたから見ることが無かったような気がします。それが証拠に去年の今頃までは、よーく見たクロイシモチの幼魚を今年は、ほとんど見かけませんものね。去年の台風で何かが変わったのだろうと思います。(見た目のにはあんまり変わらんような気がしますが・・・?)そうやって、毎年、少しずつ変わっていくもんなんでしょうね。
100ミリで、撮りました。ところで、先導していただける漁師さんとマトウダイの話しになりましたが、「あれは、不味い」といっていました。図鑑には高級魚書いてあるけど・・・?一度、チャレンジしてみようっと!!
ちょっと前、ディスカバリーチャンネルで、北太平洋の波の高さはこの50年間の記録を解析すると平均でおおむね35%も大きくなった。ということです。去年の大型台風を思うとなんだか、納得してしまうデータですね。
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