2005.5.11
柏島といえば、なんといってもイナズマヒカリイシモチです。なぜか、柏島でしか見ることの出来ないイシモチだったのですが、最近、潮岬の東で見つかりました。多分、死滅回遊の末の分布地の拡大のひとつだと思われます。その柏島のイナズマヒカリイシモチですが(他のイシモチ達との勢力争いもあるらしく)普通の水深にはそれほど数が多いわけではありません。30、40と深いほうがよく見られます。普通は太ヤギや大きなウチワなどについていることが多いのですが、この子は珍しくトサカについていました。(サルガウドの水深30メートルぐらいです。)あかいトサカをバックになかなか綺麗です。今年は、是非、彼らの口内保育を見たいのですが、さすがこの時期はまだ早かったようです。まだまだ、ペアリングもしていないようでした。(実際見たことがないので、どの程度のサイズのイナズマヒカリイシモチが口内保育しているか、よくわかりませんしね)来月くらいかなぁ・・・・?

100ミリで撮りました。リングライトのいいところは、こうしたシチュエーションでもストロボがトサカなどの影で届かないということがないので安心してピントだけに集中出来ます。この時は、バディに後からライトを当ててもらったので少しだけ、輪郭が綺麗にでたように思います。