2005.3.7
串本も水温は16度代でしたが、シーマンズの港あたりの表層は13.4度とかなり冷えていました。そんな中、住崎にはここのところずーっとニシキウミウシにウミウシカクレエビがついているのが観察されています。土曜もいたのですが、撮った写真を見るとアタマの上になにやらワンポイントのリボンが・・・?写真を拡大してみるとなにやら扇形のものがついていて、食い込んでいるようにも見えます。いったい何なんでしょうか・・・?2週間前に撮った写真にはこんなものはありませんでしたので、ヒョッとしたら流れてきた海藻の切れ端がついているだけかも知れませんが、このカットだけでなく他のカットもついていましたので、これは追跡調査ということで、日曜に確認するようにとバディに指令を出して僕は須江に潜りに行きました。で、バディの報告によるとやっぱりアタマにこの謎の物体はついていたということなので、ただの海藻ではなさそうです。ヒョッとして寄生虫・・・?クリーニングするエビに寄生するとは大胆な寄生虫でんなぁ。しかし、エビ君この場所ではちょっと手が届きそうではありませんので、ほんまかなわんところについたもんですね。エビ君カメラに向かって「求む!ウミウシカクレエビの助手、誰でもいいからとってんかぁ」とでも叫んでいるようです。まっ、医者の不養生といいうところでしょうか?

180ミリにクローズアップをつけて撮りました。だいたい35ミリ換算1.7倍ぐらいでしょうか、180ミリは2倍のテレコンと同じぐらいの画角ですが、最短が45センチと遠いので、その距離ゆえ撮りにくいシチュエーションが多々ありますが、うまく撮れると結構うれしいです。