2005.2.15
今年の冬は、寒くなるのが遅かったので、梅も例年に比べて遅いような気がします。年が明けてから、海も順調に寒くなってきたようで、遂に串本で水温が16度代になったようです。(く〜〜!!寒そう!!)冷たくなると順調にウミウシも増えてきたようです。

この写真は、柏島の後浜で撮った、コケムシについている、ワレカラです。ワレカラは、だいたい5ミリほどの小さいヤツがガヤなんかにびっしりついていると、なんだかガメラに出てきたレギオンのように、なんだかワケのわからない妖しさがあります。くねくねと水中を泳いでいるのなどを見るとちょっと「きもいっ!!」と女子高生のような黄色い声を上げたくなるような感じですが、この日は、砂地に多いこのコケムシを餌にしているカンナツノザヤやミズタマウミウシなどを探しに行ったのですが、フジタウミウシしかいなくて、ちょっと残念でしたが、コケムシが意外に綺麗で、ちょっと感動してしまいました。そのコケムシの触手がタンポポの種のようです。砂地のバックも綺麗なグラデーションでなかなかいい感じで、この中のワレカラもなんだか気持ちよさそうです。

100ミリにクローズアップをつけて撮りました。