2004.12.23
ちょっとさぼっていました。久しぶりの更新です。今年は、本当に冬らしくない12月です。石油製品が値上がりして、灯油が高くなっているんで、暖かいのはいいのかも知れませんが、これほど暖かいと、なにか不安にさせられます。

この写真は串本の下浅地で見つけたフリソデエビのお子様です。小指のツメほどの大きさでした、見たときは狂喜乱舞でした、フリソデエビのお子様通称マメフリには、前から会いたい会いたいと思っていたのですが、今回がお初でとても嬉しかったです。今年は秋の終わり頃からここ下浅地でマメフリが何度もでていたので、少しは期待していたのですが、出会うことができてとてもよかったです。今年串本は、フリソデエビの当たり年だったので、今回マメフリも見ることができたんだろうと思います。

D60に28-75のズームで撮りました。あいにく、その時の下浅地は、なにげに強い流れが出て、特に根の上は相当に早かったので、左手で岩をつかみ右手でカメラをつかみながら撮るというかなりの体力勝負なってしまいました。本当なら、ヒトデをどっかから探してきて、マメフリ君の大きさを際立たせようと思ったのですが・・・・!!あまりの流れに断念!ちょっとショボイ写真になりました。

ところで、ちょっとと古い話ですが、今年の漢字は「災」でした。新潟中越地震や度重なる台風の被害など本当に自然災害の恐ろしさが身にしみた一年でした。それだけではなく奈良県の小学生児童誘拐殺害事件など、本当に身の毛もよだつ、凶悪事件もたくさんありました。ぼく達がまだ子供だった頃は、社会が成熟すると犯罪も減って、人間が暮らしやすい世界がやってくると思っていましたが、現実の未来は、人間の欲望でアカにまみれ、どないもこないもありゃしまへんといった有様です。まさに「災」にまみれた一年だったのかもしれませんね。