2004.11.12
今週の火曜日、串本に突然2頭のバンドウイルカがあらわれ、その人なつっこい笑顔をいっぱいにふりまきました。人が寄っても全然怖がらず、数人のスキンダイバーと遊んでくれたらしいです。シーマンズのビーチだけでなく岬の港にも現れわれ、串本町はちょっとしたイルカフィーバーだったみたいです。
このイルカ、どこから来たかといいますとニュースなどでもご存じの方もいると思いますが、高知県の室戸である大学が、セラピーの研究用に飼っていたイルカだったのです。あの台風23号でイケスのアミが破れ逃げ出したのだそうです。3頭が逃げだし、1頭は、土佐清水で見つかり、この2頭は、紀伊水道を渡り串本に現れたそうなのです。ということで、昨日の朝からこの2頭の保護作戦が始まったらしいのですが、意外に簡単に保護され陸路室戸へと向かったということです。
彼らにすれば、台風23号から約1ヶ月、囲いのない大海原でのつかの間の自由はどんなものだったのでしょうか・・・?この2匹、1才と2才とかなり若い個体だったらしいですが、案外囲いのない大海原が結構大変だったのでのかもしれません。イルカは本来、母系を中心とした、群れで暮らしているにで、やっぱりかなり心細かったのかな・・・?
でも、そんなイルカと一緒にスキンダイビングしてみたかったな・・・。

この写真は、僕だってイルカの写真ぐらい持っています。かな〜り昔にグアムで撮ったハシナガイルカですが。外国の研究ではイルカのだす超音波が、自閉症などの精神的な病気の治療に効果があるといいますが、どうなんでしょうか?まぁ、どんな人でも、イルカと一緒に泳げば、かなり癒されるだろうね、ちょっと船の上から見ただけでも幸せなカンジがするんだから・・・・!まして、わんぱくフリッパーのような愛らしい子達と一緒ならなおさらかもしれません。