柏島と言うと、やっぱりハゼです。この写真のヤシャハゼやキツネメネジリンボウ、ホタテツノハゼといった、今では、串本でも見ることが出来るので特別珍しいわけではありませんが、後浜の25メートルあたりには、本当に探さなくても目に入るくらい沢山のハゼたちが住んでいます。他にも、アケボノハゼやスジクロユリハゼ、ヤツシハゼの仲間や珍しどころでは、シコンハタタテハゼやホムラハゼなども出たことがあるらしいです。どのハゼも深度とデコに注意すれば、かなりの個体数がいるので、安心して撮れるのが嬉しいです。他にもベニハゼの仲間などもかなりの種類が居るようです。
このヤシャハゼ君は、比較的若い個体で小さめで、色もわりあいと白っぽかったです。お食事タイムらしくびゅんびゅんと飛んでパクパクしていました。ヤシャハゼは背中の赤い模様が夜叉の顔に見えるからヤシャハゼという和名がついたらしいですが、僕にはその特徴がよくわかりませんが、ヤシャハゼという怖い名前のわりには愛嬌があって僕は、好きなハゼのひとつです。
180ミリで撮りました。ピントの深度が浅いのと、被写体までの距離が遠いので100ミリに比べると発色が難しいですが、ハゼにはやっぱり180でしょ!
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