2004.5.8
強風吹き荒れる安良里の黄金崎ビーチで見た、何かを食べたばっかりのオオモンハタの幼魚です。ロープ沿いをゆっくりと泳いでいると、このオオモンハタがなにやら猛烈なアタックで何かをゲットしたようでした。大口を開けてロープの陰にいるところです。口の中のものはなんだかよくわかりませんでしたが、多分、砂地に隠れる甲殻類だろうと思います。
口の中のアップです。なんだか透明の体なんでよくは判りませんが、カニの幼体じゃないかなぁ・・・?自信はありませんが・・・。それにしてもこのオオモンハタすごい勢いで砂地に大口開けて突っ込んでいったので、彼にはこの透明の甲殻類がしっかり見えたんでしょうね。(よう見えるよね。ホンマに感心するワ)口の中のカニの幼体も飲み込まれまいと必死に足を広げていますが、何十分後にはオオモンハタの胃袋の中に入っていくんでしょうね・・・。こういった見ようと思っても見ることができない、偶然の出来事に出会えるとなんだかとても嬉しくなってしまいます。

100ミリで撮りました。この時、100ミリのフォーカスの調子が悪くてマニュアルでピント操作ができなくなってしまいました。(多分イノンのマグネットが少しずれたからだろうと思いますが・・・)なんとかだましだましオートフォーカスでピントを合わせましたが、ちょっとストレスの溜まる撮影でした。