2004.3.24
もう一週間もすると花見の季節となりましたね。さぁ、いよいよ春ですね。串本方面では山桜が満開となり、やまに彩りを添えています。海の中もまだまだ水温は低いですが海草がだんだんと大きくなりホンダワラも段々と成長してきます。また、アカオビハナダイやキンギョハナダイなども動きが活発になってきました・・・、いよいよ春本番というところだと思います。
このエビは、須江のナギザキの30メートル付近のキサンゴに住むキサンゴカクレエビです。体色は宿主のキサンゴと同じオレンジ色です。でも、恥ずかしがり屋さんなのかいつも僕の見るときは後ろを向いています。「いや、恥ずかしいからこっちを見ないで」と言ったところでしょうか・・・?図鑑によると夜は体色が透明になると書いてありました。一度、見てみたいものです。でも、こんな深い海にナイトで潜るのはちょっと無理かな・・・?(ポリプの閉じているキサンゴには、彼がいるんだろうか?)

50ミリで撮りました。今回は50ミリだったのでリングライトを使いましたが、別カットでクローズアップレンズをつけて、思いっきり寄ったやつはあんまり光が回っていませんでした、近づきすぎるとリングライトでも光が当たらない死角ができるんですね。