2004.3.22
先週末は、紀伊大島、須恵に行ってきました。土日とも午後からは雲が多くなりやや肌寒い日でした。水温も日曜は冷たい水が入って、15度から14度少し下回るぐらいまで水温が下がってしまいました。そんな低水温にも負けず多くのダイバーが訪れていました。
この子は、キタマクラの幼魚3センチあるかないかぐらいの通称「マメマクラ」です。去年の秋に産卵された卵の子供がやっとこの大きさになったというところでしょうか?ただのその辺にいるキタマクラではありますが、なぜか「マメマクラ」は、結構一生懸命撮ってしまいます。ロリコンオヤジの性でしょうか・・・?ところで、キタマクラは、フグの仲間で怒ったり、恐怖を感じたりすると表皮にフグ毒を分泌するので、食べると北枕になっておだぶつというところからキタマクラときているらしいです。いっぱいそこら中にいるんで、ログに登場することもない普通種ですが、「マメマクラ」は春の風物詩としてログにしばしば登場します。

50ミリで久しぶりに撮ってみました。100ミリに比べるとサカナにうんと寄って撮らないといけないので、その分水の影響を受けにくく発色は綺麗ですが、ほとんどは、寄り切れなく中途半端に終わってしまいます。たまにこうやって殆どダイバーを恐れることのないキタマクラの場合だからうまくいったのかもしれません。