2004.3.8
先週末は、天候があまり良くないという予報だったので、ダイビングはお休みしました。2週間ほど海に入らない週が続くとなんだか海に潜ったのが随分と前だったような気がして、変なカンジです。
これは、エスパニョーラ島のアオヅラカツオドリです。だいたい、僕はカモメやアジサシ、グンカンドリやペリカンは見たことがありますが、野生のカツオドリはたぶんここガラパゴスで初めて見ました。ダイビングもなかなか興味をそそられるガラパゴスですが、陸上の生物たちもなかなか興味深いものがあります。とりわけ野鳥好きな人たちにとっても興味深い島々です。ここエスパニョーラ島は、アホウドリの繁殖地としても有名ですが、残念ながら今回は時期的に少し早かったのでアホウドリはいませんでした。それでも、岩場で繁殖をしているアオヅラカツオドリ達は、本当さわれるくらい近くまで寄ることができます。もともと、アホウドリといわれるくらい人間に恐怖心を抱心はかないこれらの絶海の孤島の鳥たちのもっている性質と、長年の国立公園の保護活動の為といえるかもしれません。(我が家の庭にやってくるスズメやメジロなどの野鳥は人影を見るだけで逃げていきます。それもこれも、有史以前からの人間と鳥の関係を良く表していると思います)
優雅に飛んでいるアオヅラカツオドリです。かれらは、意外に岸に近い浅めの海にダイビングしているのをよく見ました。よくクチバシが海の底にささらないものだと感心しました。運良くダイビング中にそれを見ることができたらいいなぁと思っていましたが、そううまくはいきませんでした。

100-400のズームを10Dにつけて撮りました。上の写真は100ミリあたり、下の写真は、300ミリあたりで撮りました。まぁ、ほんの2時間ほど島に上陸するだけで、イグアナにカツオドリ、アシカなど、数々の野生動物を見ることができるガラパゴスは、やっぱり、ちょっとすごいですね。