2004.1.15
グラスワールドにいたイロブダイの幼魚です。串本では、成魚を見ることはありませんが(もっとも、成魚を見てほかのブダイと見分ける自信はありませんが)幼魚を秋頃からチラホラと見るようになります。典型的な死滅回遊魚で今頃の時期になると姿を消していきます。この子も岩陰に入って元気なさそうによろよろと泳いでいました。大人になることなく天に召される日も近いと思われます。かわいそうですが、これも自然の摂理なのでしかたありませんが。それでも、寒そうに動きも鈍くなったイロブダイ君を見ていると、毛布でも一枚あげたくなってしまいます。

100ミリで撮りました。岩陰にいたのでストロボの光がうまくまわりませんでした。こういうときはリングライトがいいですね。s