TS90ミリは、レンズの光軸を傾けることで被写界震度を深くしたり、浅くしたりコントロール出来るレンズなのです。でも、水中では頭がわるくなるんで(水中だけじゃないって?)今回は、縦位置の下向きにチルトした状態で撮ってみました。このシマヒメヤマノカミは唇からしっぽの方までピントがきています。絞りはf11です。今までだと大体頭ぐらいしかピントがこなかったんで、結構、被写界震度が深くなってると思います。この位置で逆にチルトすると、眼だけにピントがきた写真になるはずです。No5のクローズアップレンズを使うと大体、50センチから等倍ぐらいまでは撮れます。ハゼは、厳しいけどスズメダイの幼魚なんかはどうせ、そのくらいまで近づかないと綺麗に撮れないんで、このレンズだと、がんばって寄るしかないので、そういう意味では、割り切った使い方が出来ていいのかもしれません。(ハゼの時は、180ミリや2倍テレコンを使えばいいしね。) |
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