2003.11.28
富戸というと、僕にとっては何故かアオリイカというイメージが強いです。他にもいっぱい生物はいるのですが、何故か浅場で群れるやや小ぶりのアオリイカに魅せられてしまいます。ヒレをあおって優雅に泳ぐ姿は、なんとも言えずウットリとしてしまいます。何匹も集まっているのは、格好の被写体となるはずですが、タカアシガニのように大きなカメラを持って近づくとすぐに逃げられてしまい、なかなか思うような写真が撮れません。が、懲りずに何度も挑戦して、そのたびに大きな壁に跳ね返されています。アオリイカは、かなりの高級な食材でホント美味しいです。刺身をほおばるともっちりとした食感に口いっぱいに甘みがひろがって、思わず笑みがこぼれてしまいます。(ただ、ちょっと高いのが・・・)このアオリイカは、大揺れの浅場でも普段と何も変わらないように泳いでいました。「こんなウネリなんか、なんでもないさ!」とちょっときどって泳ぎ去っていきました。その後ろ姿を見送りながら、僕は「やっぱ、関東のアオリイカは違うわ・・・」と思うのでした。(んな、関東も関西もあるわけないわな)

100ミリで撮りました。ストロボを切って感度を400にして自然光で撮りました。水の部分にややノイズがでましたが、なんかアオリイカのカンジはちょっとでたような気がします。(でも、よくピントが合ったなぁ)