アンドの鼻、アザハタの根にいるフタイロハナゴイのお子様です。この写真ではわかりにくいですが、背中が黄色でお腹が薄い紫ヒレの縁が濃い青ととてもキレイです。サンゴの根の下に20匹ほどが元気に泳いでいます。図鑑では、足摺以南とありますが、伊豆でも見ることが出来るらしいので、やっぱり、比較的深場に住むフタイロハナゴイは、寒さには比較的強いのだろうと思います。オスは、背ビレの前が2本長くなっているので、この子はメスなんだろうと思います。ハナダイの仲間はどれもとてもキレイですが、深場に住む種類が多いのが玉に瑕ですね。その怪しい魅力に取り付かれると45メートル、50メートルと良い子は決して足を踏み入れてはいけない深場への魅力に抗えなくなるので、ダイバーにとっては、危険なサカナかも知れません。まぁ、アザハタの根で、このフタイロハナゴイやケラマハナダイを見ている分には、ゆっくりと観察することができてとてもうれしいです。
100ミリで撮りました、小さいわりに良く動くのでなかなか難しいです。
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