先週末は台風のためダイビングはお休みだったので、柏島で撮ったツムブリです。このサカナは、高速で泳ぎあっとゆうまに目の前を通り過ぎます。ツムブリは、僕がとっても好きな魚のウチのひとつです。流線型で体側に黄色い線がは入り、しっぽの黄色は光の角度で変わりますが、とてもかっこよく綺麗ですもんね、ただ、残念なのは高速であっとゆうま泳ぎ去ってしまうことです。英名は、レインボーライナーというらしいですが、なんかこのサカナのかんじにピッタリとした名前ですね。カンパチやブリたちのように、グルグル回ってサービスしてくれることもあまりないのがちょっと素っ気ないですが・・・(一度だけ、トカラ列島にいった時グルグル回ってくれた時がありました。)それが、またこのサカナに出会えるととてもハッピーな気持ちにさせてくれるんですけどね。この日もなんだかとても幸せな気分なりました。
15ミリでエクタクローム100VSで撮りました。前に回遊魚はとりあえず撮れればOKと書いたことがありますが、特にこのツムブリは、ホント写っていればラッキーってかんじです。ピントなど合わせる暇もなくただただサカナに向かってシャッターを押すだけです。そんなシチュエーションには、やっぱりニコノスに15ミリという組み合わせが一番かも知れません。特に15ミリは披写界深度が深く距離を0.7メートル合わせて置くと絞りF5.6で無限遠から0.5メートルぐらいまでにピントが来ます。シャッタースピードが30分の1迄しか目盛りがありませんが、SEA&SEAのスーパーコードで繋げばTTLは効きませんが、シャッタースピードは、オートで水の青色もうまく出ます。ISO100のフィルムなら感度を200ぐらいにしておくと調度いいくらいです。ちょっと暗めの近海の特に太陽の出ていない時などにはとても有効です。ただ、ぶれるので、うまくストロボをあてて、サカナの動きを止めたいですね。
願わくばもっと大きな群に出逢いたいものです。
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