2003.9.8
先週末は、紀伊大島に行って来ました。天気は2日間とも良かったですが、透明度はイマイチの7メートル程でした(下の方は結構抜けていましたが、冷た〜い潮が流れ込んできたせいかなんと水温19度!上の方は23度でしたが・・・)それでも魚影はコク、タカベやイサキ、アジにメジナなどの群ものにカンパチがアタックしたりしていました。(これで、水が青かったら・・・)
写真はナギザキにずーっといるクダゴンベです。最近では僕にとって、串本や安良里にもいるんで特に珍しい生物じゃなくなってしまいましたが、昔、シバタンにいってウミウチワにこいつが付いているのを初めて見つけたときはそれはそれは狂喜乱舞といったカンジでした。
ダイバーにとっては赤くて綺麗なサカナなんで結構人気ありますよね。
このサカナは小型甲殻類がエサなんでわりと尖った口をしていますが、こうやって正面から見るとカワイイ口元なんですね。でもコイツ、この日はストロボが光るたびにイヤそうに場所を変えていました。よーくみると上目づかいになんか文句言っているみたいでもありますね。「ホントにもう!見せ物じゃないんだから!ほっといてよっ!」などと中田ばりにおこっているんでしょうか・・・?いあやぁホント申し訳ないといいながら、懲りない中年ダイバーはもう一枚とピカッと光らせるのでした!

100ミリで撮りました。もう少しアップでもいいかなとも思いますが。あまり何かわからなくなるのもなんなんで、ちょっと引き気味の正面顔にしてみました。

ところで、この日串本では水温29度、透明度は20メートルくらいだったそうです。潮岬を挟んで西と東でこんなに水温、透明度が違うとは面白いものですね。