そんなに、レアというわけではありませんが、普段は、外洋の流れ藻で暮らすハナオコゼは、ダイバーにとって、意外に見ることの少ない魚です。串本でも、夏頃に西風が吹いたときなどは、ビーチや近場で流れ藻の中で見ることができます。時には、桟橋ついたりもします。が、あまり長く同じ所にいることは無いようです。でも、今年の夏、須江のボート乗り場にずーっと居着いているハナオコゼがいます。もの凄く大きな個体(オオモンさんぐらいあります)なので、この環境がお気に入りなんでしょうね。ボラのお子様や、スズメダイ、オヤビッチャの幼魚などが、桟橋のまわりで群れているので、アオリイカなどもそれらを狙いにくる環境が、この子には、たいそう魅力のある場所なのだと思います。
魚露目8号+18-55+1.5倍テレコン、K20D、オリジナルドームポートのギョロちゃん1号仕様でとりました。こっちのホームページでは初めてのギョロちゃん1号仕様の写真です。