一年中で一番、産卵行動が盛んなこの時期は、普段は見ることのできない、いろいろな行動を目撃でき、とても楽しい時期であります。今回は、バディがオオメハゼの巣を見つけてくれました。貝の殻の中には、タマゴがびっしりと産み付けられ、♂が(多分そうだとおもいますが)かいがいしく世話をしていました。しかし、カキの殻の口はそう大きくは開いていないので、中を見るのは大変でした。ときおり掃除をしてはカキの殻から顔を出すしぐさは、なかなかラブリーでした。タマゴは、まだ産み付けられたばっかりのようでまだ目が見えるほどには成長していませんでした。しかし、このオオメハゼ、個体が小さいので、やっぱ、タマゴもとっても小さい!おもわず、カキの殻を大きく開けたくなる衝動を抑えるのに苦労しました。
Nコンタックスゾナー100/2.8EOS改+マーク3で撮りました。この場所、意外に撮りにくい場所でだったので、ちょっと苦労していました。しかし、Nコンタックスゾナー100/2.8EOS改の最短のワーキングディスタンスが、この貝の奥としっくり来る距離だったので、ポジションを決めることができれば、カメラのホールドは意外に苦労しませんでしたが、サカナが見えるカメラの位置を探すのは、ちょっとホネでした。