死サンゴの下のコウイカの(たぶんカミナリコウイカだと思いますが)卵がありました。イカさんは、タコさんと違って卵は産みっぱなしなんで(卵は、なんかサカナが嫌う物質が入っていて、食べられないそうなのですが)卵の中のお子様がよ〜く観察できます。この子たちは、まだ生んだばっかりで、これからどんどん成長していくのだと思います。まだ、卵の中でもあんまり動いていませんでした。でも、こんなちっさな卵からカミナリコウイカだとするとかなり短期間で大きくなるわけですから、海の中にはその成長を助ける栄養がいろいろと一杯つまっているんですね。まぁ、この子が繁殖できるまで成長できる確率はどれだけあるのかは、わかりませんが、この卵を出た瞬間に生き物の生きる過酷な世界が待っているわけですが、しばしの間、この優しい保育器の中の数週間でも、何ごともなく大きくなって欲しいものです。
K10D+M.プラナー100ミリで撮りました。