そんな、串本でしたが、グラスワールドの吹きだまりに、珍しい珍客が流れ着いてきていました。日本のハゼ図鑑では、ヤツシハゼ属の1種-8と紹介されている子で、沖縄などで45メートルより深いところに住む共生ハゼで、最近キザクラハゼと和名がついたという子です。流れてきたばっかりなので、まだ、海老さんと共生しているわけではなく、ガレ場に隠れているので、いつまでいるかわかりませんが、うまく、そこいらにいっぱいいるテッポウエビの巣穴をなんとか見つけて、しばらくいてくれるといいのですが・・・?難しいかもしれません。でも、なかなかきれいなハゼです。
90ミリ+1Dsmk2で撮りました。最近、ちょっと思うのですが、すっかり写真の世界もデジタル一辺倒で、銀塩の世界は、日増しに陰が薄くなっているように思いますが、デジタルの世界と銀塩の世界は似て非なるものだということなんです。デジタルにしたばっかりの頃は同じ写真じゃんと思っていましたが、ここにきて、デジタルはいろいろなものを足しながら作っていくというか、自分のイメージのフィルターをかけ過ぎるような気がしてきました。それに対し、銀塩の世界は、いろいろなものをそぎ落とし、ピュアにするというのだと感じを受けるのですが・・・?どうなんでしょうか・・?