串本では、カシワハナダイやスミレハナダイは、結構たくさんいるのですが、何故だかケラマハナダイはあんまりいません。特に雄は殆どいないといってもいいくらい少ないと思いますが、何故か、須江のコワリ下にはアカオビさんと一緒に立派なケラマちゃんの雄がいます。時折♀にちょっかいをかけて、赤く色付きます。で、餌を食べ始めると白くなり、また、♀にちょっかいをかけ赤くなる忙しい奴です。でも、何故このコワリ下にこんな立派な子がいるのでしょうか・・・?水温も低いし、別に南方系の深場のハナダイというわけでもないのにね・・・、ひょっとしたら、コワリから落ちてくる餌のせいかもしれませんが・・?不思議です。
1Ds+90ミリで撮りました。この子たちは、ある一定の距離以上は近づかせてくれません。(ある意味当たり前ですが)ですが、ちょっと、離れて、よ〜く観察しているとたいがいある行動パターンが見えてくるときがあります。それが見えたら、一番綺麗にひれを開くあたりで動かず待ち伏せするのが一番いいのですが、たいがいは中層だったりしてうまくいきません。なかなか難しいものです。