2003.4.10
ヒラメのお子様ですだいたい4〜5センチぐらいの小さいのが黄金崎ビーチにいっぱいいました。そのうちの何匹かは、ケンカしているのか、じゃれているのか、からみあったり、追いかけたりしてりしていましたが、そんなのは、初めて見ました。あんなに目立って、危なくないのだろうか?と心配になるほどでした。写真だとあまり大きさがわからないですが、アップにすると大人よりかわいげがある顔つきです。ところで、ヒラメやカレイの仲間は、左か右に目が寄っていますが、卵から孵ったばかりの幼体は、普通の魚と同じように左右に目が分かれているらしいのです。そして、浮遊生活から、着底する前になんと片方の目が動いて、ヒラメだったら左側に二つの目が並び、着底するらしいのです。(魚のエピソード、尼岡邦夫氏編に書いてありました)それを読んだときは、生活様式に対する魚の適応力のすごさにビックリしたのですが、こうやって小さなヒラメを見ると、その目の動くところを見ることができたならなぁ?と無理な欲望がムクムクと頭をもたげてきます。

100ミリで撮りました。サイドから強めにストロボをあててみました。うすいヒラメの厚さは結構でてるけど、ちょっと陰がきたないかも知れません?(もう一灯はなぜか不発だった)