2005.9.03
いやぁ、随分と長〜いご無沙汰でした。実はちょっとワケがあって、しばらく潜れなくなってしまいましたが・・・、(多分10月には復活出来そうです。)

ところで、今年の夏休みは隠岐に行ってきたのですが、そこで、僕は初めてエチゼンクラゲを見ました。20年くらい前は、エチゼンクラゲは、ほとんど日本近海では見ることが無かったんですが、最近、大量に発生して、定置網などに被害を与えて問題になったりしています。今回僕は日本海15年以上ぶりなんで、お初ということになりました。まだ、隠岐あたりにいるヤツはそれほど大きくはありませんが、これから越前へと流れていくにつれて大きくなっていくのです。大きいヤツは150キロにもなるということです。この写真はそのエチゼンクラゲがウスバハギ等に食べられて残った比較的堅いまぁ、クラゲは軟体動物なんで骨格というのもおかしいですが、まぁ、そんなようなものです。
でも、今年も大量にエチゼンクラゲが発生しているようですが、こうやって食べられちゃえば、問題にならないのにね。まぁ、中国沿岸の東シナ海で、ポリプからクラゲになって、津島暖流に乗って、日本海に流れてきます。中には、津軽海峡を越えて遠く千葉沖まで流れていくヤツがいるというからビックリですが、今年7月には串本でもエチゼンクラゲを見た人もいます。(たいがい瀬戸内海を経て紀伊水道に入ってきたんやろうと思いますが)まぁ、これもビックリですけど、ということは、やっぱりすげぇ数のエチゼンクラゲがいるということなんでしょうね。中国の沿岸が、中国の経済発展と共に富栄養化して、クラゲが発生しやすい環境になっているんやろうか・・・・?という気もしますが。(クラゲが多い海というのはあんまりいいことはないので・・・)漁業者にとっては頭が痛いことですね。

15ミリ+1DsMK2で撮りました。