2004.11.29
先週末は串本、紀伊大島へ行ってきました。土曜日は、東北、北海道方面はものすごい強風だったらしいですが、串本方面も、金曜の夜は風が強かったですが、朝になると風も少しは穏やかになり、2日間ともまぁまぁのダイビング日和でした。この子は、大島のナギザキで見つけた、体長2.5センチほどのオキゴンベのお子様です。とっても臆病で、トサカの下の岩陰をちょろちょろと隠れながら外を伺っていました。オキゴンベは、別にどこにでもいる普通種ですが、大人は何故かダイバーの近くに様子を見にやってきます。上目遣いに目をきょろきょろと動かすしぐさはなかなか愛嬌があって、見つけるとつい写真を撮ってしまいます。特に、この子のような幼魚を見つけるとつい気合いが入ってしまいます。(たんなるロリコンという話もありますが・・?)でもこの子のように臆病な個体は結構長生きするんやろうなぁ・・・?(がんばれよ!!)

180ミリで撮りました。これでだいたい最短距離でした。レンズからサカナまで約35センチぐらいの距離なので、サカナをあまり刺激することなくとれるこのレンズは、こうした臆病な子でも比較的撮りやすいですが、被写界深度が浅く、ピントがシビアなので、撮るのにはかなりの集中力が必要です。