柏島でのミリ級です。オオウミシダトウマキクリムシのめっちゃ小さいやつです。大きさは、1.5ミリほどでした。肉眼ではかすかに模様がわかるぐらいでした。もともと、このオオウミシダトウマキクリムシは、ふつうで1センチほどなんで十分小さいですが、このウミシダの幹の太さと比べてみるとその小ささが判ると思います。巻き貝の生態には詳しくありませんが(詳しい生物の生態はあるんかいっ!!)多分夏の初め頃に放精、放卵して受精した貝の幼生が着底して間もない個体のような気がします。広い海を漂ってやっと住処であるオオウミシダにたどり着くことのできた数少ないラッキーな奴のような気がしません・・・?これからオオウミシダの根本まで這っていってオオウミシダトウマキクリムシ本来の暮らしを始めるのだろうと思います。貝殻の色もうすくほぼ透明ですが、あまりに小さくてほかのことはよくわかりません、でも、なぜかとても感動です。
100ミリにクローズアップレンズをつけてとりました。あまりに近くてストロボがあまりうまく当たりませんでしたが、それがなんだか幻想的な雰囲気になりました。けがの功名というやつかな・・・?
ところで、このオオウミシダトウマキクリムシを見つけてくれたシーエアーのN君に感謝です。
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