2004.7.22
先週末は、串本、紀伊大島で潜ってきました。風がなくうだるような暑さでしたが、水中も冷たいところで24度ぐらいと、だんだんと夏らしい海になってきました。が、この夏頃から黒潮が大きく蛇行して紀伊半島から大きくそれ、串本沖120マイルに黒潮の本流があるらしいです。そのため、串本エリアは、流れも比較的少なく、水温もあまり上がらない感じです。
このカニダマシは、島まわりのイソギンチャクにいました。甲長約0.8ミリぐらいの小さな個体でした。図鑑には、アカホシカニダマシ、コホシカニダマシとこのイソギンチャクにいるカニダマシが載っていますが、この個体のようにツメが白いものは載っていませんでした!(ひょっとして・・新種・・・・?)このカニダマシ、写真を撮るので、ちょっと追いかけ回したんで、このイソギンチャクの上を右に左に逃げていましたが、やっぱ食欲には勝てへんのかも・・・?なにやら左の手でゲットしています。
この後、上の写真のようにムシャムシャと食べはじめていました。「ホンマニ、逃げるんか、食うんかどっちかにせいや!!」と思わず突っ込みたくなってしまいます。このカニダマシは、「だから、今は食うんじゃい!!!」と・・「こりゃまた失礼!こきやした」(ちゃんちゃん)
でも、このカニダマシは、だれなんやろ・・・?図鑑に載ってるアカホシカニダマシ、コホシカニダマシとは、やっぱりツメの色だけでなくカタチも違うような気がします。(ひょっとしたら幼体かもしれませんが・・・?よくわかりません。だれか知ってはる・・・?知ってたら教えてほしいなぁ・・)

100ミリで撮りました。この食べているのはなんやろ・・・?シーマンズのウエダはスズメダイのウンチかな?と言っていましたが・・・。それもようわかりません。