2004.7.12
週末は、西伊豆安良里へ行ってきました。行きのフェリーで土肥に着く間際、シャワーのような雨が降り、西日を受けてきれいな半周の虹を見ることができました。そのおかげかどうか分かりませんが、その日のサンセットダイビングで、ヤマドリの産卵行動を見ることができました。上の写真は、オスがヒレを全開にして手前のメスに「どーよ!オレ!!」とばかり言い寄っているところです。背ビレだけではなく尻尾も全開にしているんですね。なんかもうリンリンといった案配です。メスは、あんまり乗り気がしないようでしたが、このオスさかんに言い寄っていました。「どーよ!どーよ!どーよ!」と
そして、その怒濤の押しがきいたのかどうかはしりませんが、目出度く産卵とあいなりました。オスは下からメスを持ち上げるように海面を目指して上昇し、1メートルから2メートルほど上昇して突然2匹がはじかれるように離れて産卵終了となります。その姿は、なんか神々しく見え、ちょっと感動してしまいました。でも、こういうときやっぱりオスにシンパシーを感じてしまうのは、やっぱ男だから・・・?なんかメスに言い寄る姿もケナゲな感じでこぶしを握ってガンバレとエールを送っていました。(実際はカメラを握っているんで無理ですが、心の中でちょこっとね。)

100ミリで撮りました。